2003年に話題になった福岡の「殺人教師」事件を映画化した法廷映画。実際にワタクシが中学の頃に話題になった事件で、例えば土日のニュースなどは連日この事件を報道していたのは何となく覚えています。その事件の内容は「教師が体罰を繰り返し生徒をPTSDに陥らせ、挙句の果てに自殺まで強要した」というもの。
結果としてこの事件は日本初の「教師による生徒虐め」が日本で初めて認定された事件になったとか。しかし、この事件に対して「この事件は全くの事実無根、“でっちあげ”だ」と声を上げたのが、その“殺人教師”の薮下教諭(綾野剛)その人。
身勝手で身の覚えのない訴えにより普通の生活を壊され、教師としても人間としても最悪の状態に持ち込まれるも、それでも自分の揺るぎない潔白のみを信じて裁判で戦おうとする“殺人教師”の姿を描く実話を基にしたドラマ。
ドンドン人が追い込まれる為展開としては胸糞悪く、後味もそんなに良くない映画ですが、今年一番面白かったですし、そして結構考えさせられます。ワタクシにとっては大傑作『オーディション』の監督である三池崇史がこのタイミングで最高傑作を作るとは、という驚きもあり、久々の最高点95点を献上します。
≪ネタバレなし≫
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