小説投稿サイト「カクヨム」で連載された同名の連作型小説を、『ノロイ』や『コワすぎ!』シリーズの白石晃二監督が映画化した作品。小説自体は以前流行った『変な家』と同じく、様々なフッテージが集まって怪異や異変が見えてくるという、最近流行っているホラー作品のテクニックに則った内容で、小説版は文章で表現しているところを映画版ではほぼすべて素人投稿映像(もちろんフェイク)がフックになって進行する構成になっています。
昨年、映画化された『変な家』ではその肝心のフッテージ部分が不出来だったとかでホラーファンには総スカンで、ワタクシもまだ観ていないのですが、本作はフェイクのフッテージ映像が盛り盛り。これがね、なかなかに怖いんです。
≪ネタバレちょっとあり≫
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