おすぎむら昆の映画レビュー「あんなま」

鑑賞した映画に対して個人的な感想を書いていきます。

『プレデター: バッドランド (2025)』【80/100点: エルたんファンムービー】

シュワちゃん演じるダッチ少佐の激闘から38年、これまで一貫して人間狩りを行う異星人、という存在であった顔がブサイクなエイリアンことプレデターが、今回は主人公として登場するという、シリーズ初の試みがされた一作。

さすがに全編で「グアー!」「ウオー!」というプレデター語では厳しいと思われたのか、相棒としてめちゃくちゃ可愛いアンドロイドのエル・ファニングちゃんが登場し、良いヤツのエルちゃんと悪いヤツのエルちゃん、身体が半分になっちゃうエルちゃん、吹き飛ぶエルちゃんと、ひたすら陽気な雰囲気のエル・ファニングが常時大変なことになっている映画になっています。

≪ネタバレなし≫

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『トロン: アレス (2025)』【75/100点: ナイン・インチ・ネイルズのMV】

CGを初めて映画に用いたと言われる『トロン』から始まる仮想世界「グリッド(空間)」が舞台となるシリーズ三作目。三作目と言っても、初代から前作『トロン:レガシー』までは28年、前作から15年ぶりの新作となっており、コンテンツとしての権利保持の為に続編を作ってるんじゃないか、と疑いたくなる製作スパンの長さにも定評があるシリーズです。今回は“アレス”と言う主人公が「グリッド」から飛び出して現実世界に現れる、というシュワちゃんの『ラスト・アクション・ヒーロー』のような世界観になっております。

≪ネタバレなし≫

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『爆弾 (2025)』【80/100点: デカい話からの拍子抜けのオチ】

“スズキタゴサク”という明らかに偽名の男が暴行で逮捕された後、彼が「予知」と称した爆弾が都内各所で本当に爆発し、何らかの鍵を握る“スズキタゴサク”と警察の攻防を描いたサスペンス。“スズキタゴサク”を脂っこい演技でお馴染み佐藤二郎が、対峙する警視庁捜査一課の刑事・類家を山田裕貴が演じています。

無差別テロを題材として邦画でどう盛り上げるのかと思いきや、これがなかなか結構スケールがデカい映画になっており、全編緊張感が漂う秀作になっています。それだけに思い切り肩透かしなオチはちょっと残念だったものの、個人的には満足度が高かったです。

≪ネタバレなし≫

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『TOKYOタクシー (2025)』【90/100点: マダムの重い昔話】

キムタクが不愛想なタクシー運転手、倍賞姉妹の姉・倍賞千恵子がお金持ちの老人を演じるタクシーが舞台の人間ドラマ。フランス映画の『パリタクシー』という映画のリメイクだそうですが、それ自体はワタクシ全く観たことはないんですけど、本作はなかなか考えさせられる良い映画でした。

監督は『男はつらいよ』シリーズや『幸福の黄色いハンカチ』など、人間喜劇の巨匠である名匠山田洋次。山田監督、なんと今年で94歳という現代邦画界の生き字引的な年齢になってしまいましたが、ここに来てジワっと沁みる一作になっています。

≪ネタバレなし≫

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『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ (2025)』【90/100点: 圧巻の映像とシンプルな話】

3D映画を世に普及させた金字塔『アバター』シリーズ3作目。惑星パンドラを舞台に主人公ジェイクとその家族の姿が描かれるワケですが、前作『ウェイ・オブ・ザ・ウォーター』に引き続き映像は極上で凄まじいクオリティになっており、HFRのおかげでCGと実写映像の繋ぎ目がもはや分からないという今世最高のビジュアルになっています。

あれ、ストーリーが前作とほぼ一緒じゃない?」とふと過ぎるくらい似たような展開をする内容ですが、体感度や没入感は前作よりもさらに増している印象です。

≪ネタバレなし≫

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