おすぎむら昆の「あんなま」

直近で鑑賞した映画をひたすらレビューしていきます。

『イコライザー THE FINAL (2023)』【75/100点: デンゼル版『用心棒』】

デンゼル・ワシントンの皆殺しアクション映画の3作目。実はワタクシ、『イコライザー2』は観ていないのですが、ちょうど映画館の鑑賞無料タイミングであったので何となく鑑賞。まあ普通に面白いんですが、勝手に悪の組織に首突っ込んで組織を壊滅させるという、「どこの三船敏郎?」って感じの展開はちょっと気になりました。

【ネタバレなし】

お話

シチリアでの事件で負傷し心身ともに限界を迎えたマッコールは、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町にたどり着く。身内のように温かく接してくれる人々の存在に救われた彼は、この町を安住の地にすることを心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外すことを決意する。しかしその町にも魔の手が迫り、マッコールは大切な人々を守るため再びイコライザーの仕事を開始。やがて事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大していく。(映画.comより)

「のどかで良いなあ」

大怪我でイタリアの片田舎で過ごすことになったロバート・マッコールが、街を怖がらすマフィア“カモッラ”と激闘するお話。冒頭をちょっと過ぎると「ここはのどかで良いなあ」みたいな、楽しそうなロバートに笑ってしまいましたが、暴力エンジンが入ると殺人兵器になるカッコよさは秀逸です。

ただ、ロバートがマフィア撃退に肩入れするほど、そんなにイタリアという土地に愛着持っているようには思えなかったのが少し残念なところで、『用心棒』とか『ランボー』みたいな、既に公開されている過去の映画の“元敏腕が土地のトラブルをお助けする”的なアクション映画たちのテンプレートそのままな印象がありました。

そんなこともあり、ラストの展開も中盤時点で大体予想がついてしまうのですが、バトルのキッカケが弱いのだけ少し残念でした。まあ、ここら辺は続編モノだから仕方ないかもしれませんね。

マイ・ボディガード』再び

ただ、ワタクシ個人的に結構好きな『マイ・ボディガード』以来のデンゼルとダコタ・ファニングの共演は結構胸アツで、お互いに歳食っちゃった感は見ていて感動がありました。また、イタリアの街並みはなかなか芸術的で、絵画のような街並みでブルータルな血祭りを繰り広げるロバートの姿はなかなかキマッていた気もします。

邦題で『THE FINAL』とは言ってますが、そんなに終わり感がなかった気がするのもちょっと気になったのですが、まあラストのスッキリ感は清々しさがありましたね。にしても、デンゼルってもうすぐ古希なのに動きが若いなあ。
羨ましい限りですね。