筋金入りのバカとスタントマンや曲芸師などが、呆れるようなバカなネタや危険なスタントや街中ドッキリを本気でやる、所謂「やってみた」系の元祖として知られるドキュメント・コメディの4作目。
【ネタバレなし】
かなりニッチなドキュメント・コメディ
ワタクシ、この『ジャッカス』シリーズが大好きで、人にオススメしては「気持ち悪いよコレ…」とドン引きされているのですが、前作『ジャッカス3』から10年ぶりの馬鹿騒ぎっぷりは、方向性に全くブレが無くて面白かったです。
元々はアメリカの音楽チャンネルMTVのテレビシリーズが出自で、初回放送はもう20年以上前となり本作を含むとかなりの長期シリーズなんですが、20年の経過もあってか20代の若者だったオリジナルメンバーは40〜50代に。色々あってオリジナルの若手メンバーだったバムとライアンがいない*1ので、その代わりとして新メンバーが数人加入するという、晩年の『めちゃイケ』的なメンバー編成がされています。
バカも老化をする
面白かったのが完全にオッサン化しているオリジナルメンバーたちで、元々キレキレの運動神経などでパフォーマンスをしていたメンバーたちですが、さすがに40〜50代ってことで無理が祟ってか如実に怪我が多くなっております。また、これまでの『ジャッカス』だと起こり得なかった、メンバーそれぞれの「俺このトシでこんなことやりたくねえんだけど」的な絶望した顔や、ブチギレの場面などリアリティ番組みたいなドキュメント感が偶然にプラスされていて非常に良かったです。
ちなみに、お●んちんとウ●コ、ゲ●、流血に骨折が無修正で出てくるので、鑑賞の際はその点注意*2です。
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