“原爆の父”であるオッペンハイマー博士についての伝記映画となり、広島と長崎に投下された原子爆弾の製作過程が描かれるということもあり、日本人としてはとりわけセンシティブな内容を取り上げた作品で、日本公開日の一昨日からは国際問題一丁噛みみたいなネットユーザーたちも熱を上げている“問題作”。
遡れば日本でユニバーサル映画の配給をしている東宝東和の公式サイトに公開予定が載っていたものの、数日で名前が削除された後、『バービー』のスタッフの悪ノリで発生した“バーベンバイマー騒動”で主にXが大炎上。こんなこともあり「この映画もしかして日本で公開されないんじゃないか」ってくらい燃え切った本作でしたが、全世界公開から遅れること8カ月余り、ようやく公開となりました。
【ネタバレ若干あり】
続きを読む